整形外科専門病院(脊損)【弘前記念病院】〜青森県弘前市〜

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リハビリテーション科

 

リハビリテーション科整形外科疾患の患者さまに個々の症状にあわせて運動を指導しております。

手に障害のある方やリウマチ患者さまに対して治療用装具や自助具を製作をしております。

運動浴での歩行練習や筋力強化運動を行っております。

スポーツ障害の患者さまが多いのも当科の特徴です。

脳血管疾患等リハビリテーション(T)、運動器リハビリテーション(T)の届出をしております。

 

 

活動状況 Pick Up!

リハビリテーション科1.第42回青森県理学療法士学会における、
 花岡の新人奨励賞と学会最優秀賞のダブル受賞

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

リハビリテーション科2.第43回青森県理学療法士学会における、
 リハビリテーション科の学術奨励賞の受賞

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

弘前記念病院 作業療法室の紹介

リハビリ棟は、当院正面右側の白い建物2階です。 
理学療法室と作業療法室があります。

作業療法室では、作業療法士常勤13名、非常勤2名で 
頚部疾患・肩疾患・末梢神経疾患・上肢・手の外傷などの 治療を中心に行っています。

   

頚部疾患

591名

肩疾患

477名

末梢神経障害

323名

骨折

293名

リウマチ

91名

その他

459名

頚椎椎間板ヘルニア・頚椎症性脊髄症
頚椎後縦靭帯骨化症
肩関節周囲炎・腱板損傷
手根管症候群・肘部管症候群
関節リウマチ・上肢、手の外傷など

平成20年1月〜23年12月まで  
   

○頚部疾患の手術前〜手術後の評価、治療
  しびれや筋力の詳細を検査します。
  細かい指の動きの練習や、肩や腕、手の筋力訓練を行います。

   

○肩の治療
  かたくなった肩の柔軟性の改善や、筋肉の使い方を改善し
  痛みの軽減を図ります。

   

○末梢神経の評価・治療
  手のしびれの範囲や筋力の詳細を検査します。

   

○スプリント(手の装具)の製作
  患者さま一人一人の目的に合わせて作ります。
  外傷や手術後の固定、関節変形の矯正、
  麻痺した筋肉の代償、訓練に使用します。

   

○食事、更衣などの日常生活動作、炊事、洗濯、
  掃除などの家事動作、職業復帰前の作業などを訓練します。

   

○自助具の作製
  後遺症が残った患者様や、回復途中の患者様には、
  困難な動作に対して、その動作を可能にするための
  道具(自助具)を作ります。
  例:頭に届くように柄を長くしたブラシ

 

腱板損傷手術後のリハビリテーションについて

当院では、入院・外来ともに腱板損傷の患者様が多いです。
手術後のリハビリテーションについてご紹介します。

 

リハビリテーション科腱板断裂は主に棘上筋で起こります。
手術は断裂部を縫合します。
術後より外転枕を装着します。

 

 

 

 

4〜5週目、外転枕を外し、自動介助運動開始します。
5週目より自動運動開始します。
7週目より抵抗運動を行い、運動範囲の拡大、耐久性のアップを図ります。

 

○外転枕装着時期
  肩甲骨の位置が重要となります。この時期から姿勢のつくり方を重視しています。
  姿勢が悪いと痛みの増強をまねきますので、その都度修正していきます。

 

この時期から、関節が硬くならないように他動(介助)による挙上運動を開始します。

 

○自動介助運動時期

  ゆっくりと縫合筋を収縮させていきます。

  臥位での運動や机を利用した運動は、肩甲骨が安定し、
  正しい筋肉の使い方が得られやすくなります。

○自動運動開始時期
  臥位での運動が安定してくると抗重力位に近い運動を加えます。
  空間での肩運動時の姿勢を重視し、少しずつ負荷を上げて滑らかな運動を目指します。

サンディングを利用しています。
傾斜を徐々に上げていきます。

ヘルプアームの利用

 

 

 

○抵抗運動時期
全てのインナーマッスル(肩の場合は腱板筋)をバランスよく強化していきます。

セラバンド等を利用します。

 

○リハビリ終了時

実際、洗濯物を干したり生活動作訓練も行います。
生活動作で肩の使用が可能となって退院されています。

 

 

弘前記念病院 理学療法の紹介

 起きる、座る、立つ、歩くなどの基本的動作能力の向上や疼痛の軽減を目的に、関節の運動や筋力強化、動作・歩行練習などの運動療法や、電気や温熱を用いた物理療法を行います。

 

当院の特徴

広く開放感のある機能訓練室と最新の医療

 

300u以上ある広いスペースで、29名の理学療法スタッフがそれぞれの症状に合った治療法を選択し、個別に治療を行います。
また、患者様に最新の医療を提供できるように、各種研修会の参加、臨床研究、学会発表などに力を注いでおります。

 

 

 

手術前から退院までを個別にサポートします

 

 腰椎椎間板ヘルニア、腰部脊柱管狭窄症、変形性股・膝関節症、骨折やなどの整形外科疾患を中心に、手術前から退院まで、一貫した治療を行っています。 
 ひとりひとりの動きの特徴や何気ない癖にも注意して、姿勢や日常生活動作の指導を行っています。また、徒手療法や電気治療で関節拘縮や麻痺などの個別の症状へ対応しています。

 

 

 当院では毎週火曜日の午後に、スポーツ外来を設けております。
スポーツにより痛みを生じた方に対して、ケガや故障のしにくい身体の使い方を指導します。
投球障害肩、ジャンパー膝、肉離れ、腰椎疲労骨折など、様々な障害にあわせたストレッチ、トレーニング方法、フォームなどの指導を行います。
野球、陸上、サッカー、バレーボール、バスケットボール、スキー、水泳など、幅広いスポーツに対応しています。

ひとりひとりの症状に合わせたインソールの作製

 

 インソール(足底挿板)とは、ひとりひとりの症状や足の形、動き方、歩き方などを評価し、色々なパーツを靴の中敷きに貼り付けて、足の機能改善や痛みの軽減をはかるものです。
陸上、バスケットボールなどのスポーツで問題となる、扁平足、外反母趾、捻挫、疲労骨折、シンスプリントなどに対応しています。

 

活動状況

2019年度活動状況

 

T.学術活動
【論文】

  1. 前田貴哉:Crosslink 理学療法学テキスト 物理療法学.吉田英樹(編・監):第4章 寒冷療法.pp 79-94,メジカルビュー社,2019.
  2. 前田貴哉:Crosslink 理学療法学テキスト 物理療法学.吉田英樹(編・監):第12章 ロボットリハビリテーション.pp 293-306,メジカルビュー社,2019.
  3. 前田貴哉:Crosslink 理学療法学テキスト 物理療法学.吉田英樹(編・監):症例集「寒冷療法」.pp 316-318,メジカルビュー社,2019.
  4. 前田貴哉:Crosslink 理学療法学テキスト 物理療法学.吉田英樹(編・監):症例集「ロボットリハビリテーション」.pp 353-355,メジカルビュー社,2019.
  5. 花岡将来,他:大腿四頭筋に対するダイナミックストレッチングおよびスタティックストレッチングが下肢の機能的能力に与える影響.東北理学療法学,31:48-52,2019.
  6. 成田拓人,他:長母指外転筋腱皮下断裂の一例-母指CM関節における長母指外転筋の作用に着目して-.日本ハンドセラピィ学会誌,12(3):152-155,2020.

【学会・研究会等発表】

  1. 成田拓人,他:長母指外転筋腱皮下断裂の一例-母指CM関節における長母指外転筋の作用に着目して-.第31回日本ハンドセラピィ学学術集会.2019年4月.
  2. 前田貴哉,他:腰椎椎間板ヘルニア術後に残存した筋力低下により歩行困難だった症例に対するロボットスーツHAL自立支援用単関節タイプの介入効果.第56回日本リハビリテーション医学会学術集会.2019年6月.
  3. 五十嵐林郷,他:HAL?単関節タイプを用いた膝関節伸展運動課題が人工膝関節全置換術術後患者の屈曲可動域に与える影響.第56回日本リハビリテーション医学会学術集会.2019年6月.
  4. 葛西貴徹,他:TKA術前および術後1年の腰痛に膝関節可動域や下肢,脊椎骨盤アライメントは関連するか.第11回日本関節鏡・膝・スポーツ整形外科学会.2019年6月.
  5. 葛西貴徹,他:前側方アプローチの人工股関節全置換術後早期におけるJHEQメンタル尺度に関連する因子の検討-運動パフォーマンス、体組成データ、心理的要因、CSIスコアを含めての検討-.第37回東北理学療法学術大会.2019年9月.
  6. 齋藤尚弥,他:踵引き寄せ距離を用いた 人工股関節全置換術後患者の足趾爪切り動作の検討.第37回東北理学療法学術大会.2019年9月.
  7. 花岡将来,他:膝関節伸展筋群に対する神経筋電気刺激が筋疲労に及ぼす影響
    −表面筋電図の変化及び関節角度依存性について−.第37回東北理学療法学術大会.2019年9月.
  8. 前田貴哉,他:ロボットスーツHAL自立支援用単関節タイプを用いた介入が高位脛骨骨切り術後の運動機能に与える影響.第7回日本運動器理学療法学会学術集会.2019年10月.
  9. 葛西貴徹,他:THA前側方approachにおける靴下着脱,足趾爪切りの自立に関連する股関節開排評価と目標値の検討.第7回日本運動器理学療法学会学術集会.2019年10月.
  10. 前田貴哉,他:経皮的電気神経刺激における刺激周波数の違いが鎮痛効果に及ぼす影響
    〜腰椎疾患患者を対象としたPilot Study〜.第27回日本物理療法学会学術大会.2019年10月.
  11. 葛西貴徹,他:TKA術後早期における疼痛と膝ROMの推移‐ロボットスーツHAL-SJ使用有無による介入5日間の即時効果の比較試験-.第3回日本リハビリテーション医学会秋季学術集会.2019年10月.
  12. 成田陽祐,他:開排困難な症例におけるTHA前後の靴下着脱動作評価の検討〜肢位別にみた開排値の検討〜.第46回日本股関節学会学術集会.2019年10月.
  13. 藤林直樹,他:当院における投球動作指導介入後の長期効果について〜競技復帰状況についてのインタビュー調査結果の検討〜.第30回日本臨床スポーツ医学会学術集会.2019年11月.
  14. 浦濱直翔,他:両人工股関節全置換術術後に階段昇降動作や脱臼予防指導に重点を置いた症例.青森県理学療法士会津軽・西北五支部合同症例検討会.2019年11月.
  15. 三浦涼,他:左人工膝関節全置換術後に下肢の痺れにより歩行能力改善に難渋した症例
    〜介護職への仕事復帰を目指して〜.青森県理学療法士会津軽・西北五支部合同症例検討会.
    2019年11月.
  16. 佐藤誠剛,他:当院主催のロコモティブシンドロームの予防を目的とした講座の参加者の傾向
    〜認知及び理解の有無とロコモとの関連〜.第6回日本地域理学療法学会学術大会.2019年12月.

U.講演,教育活動等

  1. 佐藤誠剛:青森県アスレティックトレーナーの会2019年度第1回公認アスレティックトレーナー養成講習会.講師.「スポーツ現場におけるトレーナー活動について」.2019年4月.
  2. 長谷川至,前田貴哉:弘前医療福祉大学作業療法学科.非常勤講師.担当科目「物理療法学」.2019年10〜12月.
  3. 鹿内利弥、佐藤誠剛、藤林直樹:弘前記念病院市民公開講座2019.講師.「膝の痛みが気になる人のロコモ予防」.2019年11月.

V.社会活動

  1. まるめろの会(OPLL患者会)患者家族交流会9月例会「リハビリ実習会」
  2. 弘前記念病院市民公開講座2019「膝の痛みが気になる人のロコモ予防」の開催
  3. 身体組成出張計測事業の実施

W.表彰

  1. リハビリテーション科:青森県理学療法士会令和元年度学術奨励賞

X.臨床実習受け入れ養成校実績

  1. 青森県立保健大学健康科学部理学療法学科
  2. 弘前大学医学部保健学科作業療法学専攻
  3. 弘前医療福祉大学作業療法学専攻
  4. 帝京平成大学健康メディカル学部理学療法学科
  5. 岩手リハビリテーション学院理学療法学科
  6. 東北メディカル学院理学療法学科
  7. 東北福祉大学健康科学部リハビリテーション学科理学療法学専

 

 

 

 

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