理念・特色
病院の医療理念
「患者さまの個性および社会的環境・条件等の背景を十分に認識し、全人格的に対応し、快適な環境で、真心を持って最良の医療を提供する。」
記念病院の特色
高度な専門医療
津軽地域における整形外科専門病院として、弘前大学整形外科との連携の下、地域住民の医療に貢献しております。
医師スタッフには各部位(脊椎、股関節、膝、肩、手、肘、など)のエキスパートがおり、どのような症状に対しても、高度な専門知識を活かして治療にあたっています。
特に手術に関しては、年間の手術件数が、腰痛(脊柱管狭搾や椎間板ヘルニアなど)、股関節、膝関節(人工関節置換術など)の手術数が青森県随一の手術実績を誇るなど、数多くの患者さまの信頼を得ております。
さらにリハビリテーションにおいては、専門のスタッフが担当制をしいており、術後早期回復のお手伝いをしております。
看護部門では、患者の立場に立った医療の実現を目指し、スタッフ一丸となって、あらゆる面で手厚い看護ができるように努めており、多方面からの高い評価をいただいています。
設備面では、県内でもいち早くMRI(磁気共鳴画像装置)を導入するなど、常に最新のものをとりいれて、高度な専門医療に対応できるようにしております。
【患者サービスの向上〜ソフト&ハード】
H・I・P TEAM(Hospitality Improvement Project Team=接遇改善推進委員会)を中心に、よりよい患者接遇の実現を目指しており、接遇強化月間にはHospitality Bookを用いた朝礼ミニ研修、また毎年3月にはロールプレイングなどを盛り込んだ接遇実践発表会の開催、院内広報による啓蒙活動に取り組んでいます。
また、平成10年7月に屋外訓練場(遊歩道)を整備するなど、患者さまのためのよりよい療養環境づくりを目指して、毎年計画的に施設・設備の充実を図っております。 1階にある患者浴室は掛け流しの天然温泉を利用しており、岩木山やリンゴの木が描かれた壁画を眺めながら、リハビリや心身のリフレッシュのために大いに役立っているようです。
他にも、ナイチンゲールの精神に基づき、クリスマスのキャンドルサービス(12月)やひな祭り茶会(3月)を実施するなど、患者サービスの充実に努めております。
【研修・教育の充実】
日本整形外科学会専門医制度研修施設、日本リウマチ学会教育施設、日本脊椎・脊髄病学会研修指定施設、日本麻酔科学会認定施設としての認定を受けており、臨床研修の受け入れ体制を整えております。
また、臨床実習では、リハビリテーション科(理学療法、作業療法)の臨床実習、栄養課(栄養士)の給食管理実習など、未来の医療従事者育成のために力を注いでいます。
リハビリテーション科では毎週、医師とのカンファレンスや勉強会を実施し、技術の向上を目指して研修に励んでおります。
看護教育では、卒後年ごとにプログラムを組み、その取り組みは多くの方からの御評価をいただいています。また、看護研究の分野においても、毎年の成果を研究会で発表をするなど、年々内容が充実してきています。
医療安全においては、院内研修会はもちろんのこと、これまで外部講師(ANAの整備士、先進病院の院長、弁護士など)を招請し、多方面から医療の安全について学ぶ機会を設け、患者様の安全と信頼を得るため研鑽を日々積んでおります。