検査科
臨床検査科は当院の2階に位置しており、臨床検査技師5名と臨床検査助手1名から構成
されています。
当科では、患者様から採取された血液や尿中における成分を分析する検体検査業務と、心電図や超音波検査などで患者様の身体内部の状態を観る生理検査業務を行うことで医師の診断や治療の補助を行っています。
また、輸血時に副作用が起こらないように行う交差適合試験や、大気圧よりも高い気圧環境下で酸素を吸入させることで病態の改善を図る高気圧酸素治療も行っています。
また当科では、脊椎手術の際に、脊髄の電気誘導能を評価する脊髄モニタリング(術中MEP)を行っています。
これを脊椎手術中に行うことにより、手術操作による脊髄へのダメージや、脊髄圧迫の解除、腫瘍摘出直後の脊髄機能の回復の程度を知ることができます。
そのため、脊髄神経を損傷する可能性がある手術においても正確で安全な手術が可能となります。
「正確で、迅速な検査報告」を目標に掲げ、これからも患者様が安心して検査を受けていただけるように、また、診療に役立つように日々努力して参ります。